4月上旬、友人2人と一緒に2泊3日で沖縄へ旅行してきた。沖縄は小学生の頃の家族旅行以来で、およそ20年ぶり。全員酒飲みにつき、車で移動するタイミング以外はずっと飲酒。最高。
1日目
夕方17時に那覇空港集合。私は札幌から、残り2人は関東から。1月末の航空券セールをきっかけに沖縄行きを決め、メンツと日程が決まってからこの日まで2ヶ月以上経過していたにも関わらず、現地合流した段階で、今回の旅行の内容はまだ「初日夜にお宿でパジャマパーティー」しか決まっていない。最高の夜だけが約束されている。
合流後、空港からシャトルバスに乗ってレンタカー屋さんへ。シャトルバスは「お客がなんとなく集まったらなんとなく出発」ということで、定刻は特に無いとのこと。受付をしている沖縄訛りのお兄さんがかわいい。
事前の下調べでは、空港からレンタカー屋さんまで大した距離ではなかったはずだが、空港周辺の道がかなり混んでいて30分程かかった。海岸沿いに新しい道路を作る大掛かりな工事をしていたし、我々のように不慣れな観光客のレンタカーが多かったせいもある。
係員さんに案内されるまま、車内でスマホから手続きをしておいたので、店に着くとあっという間に引き渡しが終わり、すぐに出発。
沖縄では、空港周辺に限らず、どこも全体的に道路標識がボロボロだったり掠れたりで、非常に見にくい。みんなやたら右によって走っているなあと思ったら、実は地面にうっすら幅員減少の矢印が書いてあった(というか、もはや掠れすぎて矢印の輪郭の一部だけしか残っていなかった)ということもあった。
今回のお宿は、宜野湾のコンドミニアムである。那覇からは車で一時間程度。渋滞に巻き込まれなければ30分と少しで着く。マンションっぽい感じの建物を予想していたが、着いてみるとすごく立派なリゾートホテルで、車止めで待機していた係員さんが部屋まで荷物を運んでくれる。引きこもりの衰えた肉体には、ありがたいことこの上ない。
ムーンオーシャン宜野湾
https://www.moonoceanginowan.jp/
春休みの繁忙期からズレていたし、素泊まりにしたこともあり、ベッドルームが2つもあるリッチなお部屋に安く泊まれてラッキーだった。ベランダからの眺めもこの通り。
ホテルの裏には24時間営業の地元スーパーがあり、これがすごく快適で、お酒もお肉も野菜も現地の謎食材も全て調達できたので、結局ホテル内のレストランは1度も使わずに終わった。
スーパーで買った調味料は、確か以下の通り。
- 醤油
- 味の素
- オリーブオイル
- クレイジーソルト
- マヨネーズ
初日夜はブロッコリーとトマトとオニスラのサラダを作り、スパムと卵を炒めて、でっかいステーキ肉を常温に戻してからじりじり弱火で焼いて食べる。デザートはジーマーミー豆腐だった。
こういう場合、当然だが手に入る調味料によって作れる料理がかなり絞られる。今回はスーパーでいろいろ手に入って助かった。クレイジーソルトは全てを解決する唯一のソリューションである。
言い出しっぺの私はもちろん同行2人と面識があるものの、同行2人は互いにスプラのボイチャ仲間で、実際に3人がいっぺんに顔を合わせるのはこの日がはじめて。そういうわけで「初日は部屋飲みしながらじわじわ親睦深めよーや」となったのだが、なんせ3人全員酒飲みなので、飲み始めてから親睦が深まりきるまで、実質2秒。
テレビにタブレットを繋いで嵐のライブを見ながら、巨大な肉塊を焼き、時折ふと思い出してはベランダに出てダラダラし、「さすがにこんなには飲みきれんか」「まあ明日もあるしな〜」などと言いながらスーパーで買い込んだ酒をきっちり全て飲み干し、親睦深まり尽くした我々は、初日の夜を泥酔で終えたのだった。
つづく。
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